
カヤックに複数まとめてロープを掛けると、振動や風圧でずれたり変形し易く、一旦ロープが緩むと、荷崩れしてロープがまったく利かない状態になる。
それ以後私は、万一ロープが緩んでもカヌーが落ちないように、固定用とは別のロープをすべてのカヌーのグラブループに通している。
そう言えば、ずいぶん古い話だが、某輸入元のスタッフが中央高速でカヤックをすっ飛ばしたと聞いたことがある。この時も後続車がなく無事だったらしい。
東名高速に乗った。かなり混んでいる。追い越し車線を100k+αで流れに乗ってしばらく走ると、どこかで「ガタッ」と音がした。
一同顔を見合わす。
後ろの荷物が動いたのかとも思ったが、音質が何か遠いところの音のようで、すぐ後ろの荷物にしては不自然だった。
しばらくすると、再度「ガタッ」、今度は少し音が大きい。3人の胸にいやな予感が走る。
運転席の後ろに座っていたSが窓を開け、ルーフに手を伸ばすと、、、 あるはずのパドルが2本ともない。
道路はかなり混んでいるが、後続車は何事もなく走行している。 とりあえず事故にはならなかったようだ(と無理矢理思い込む)。
何事もないことを祈りつつ、次のインターで降り、上り車線を引き返した。
下り線に事故処理等の気配はない。 よかった。 追い越し車線を走行中に運転席側のパドルが飛んだので、道路の脇、あるいはガードレールの外に落ちたのかもしれない。(希望的観測)
しかし、パドルを落とした、と名乗り出る勇気(良心?)は3人にはなかった。(よって匿名希望なのだ)
スキーホルダーのゴムはなくなっていた。
代わりのパドルを調達した3人は、2時間後れで長良川に向かった。 (懲りないやつら)