Apr.12.1998   このページ横に長くてごめんなさい。


増水した富士川(1998年4月4日)

警告:この水量では初心者グループでは非常に危険です。 単独行も自殺行為です。
   前釜で沈脱するとあっという間に釜の口に流されるので、その前にレスキューできないと命に関ります。
   上級者でも必ず複数でレスキュー体制の確保が必要です。

警告:増水した川は非常に危険であり、技術が伴わなければ死に直結します。
   この情報を利用した結果生じたいかなる損害も、作者は一切の責任を拒否します。

場所については、富士川のページを参照して下さい。


 これが増水した前釜だ。 どうということのない流れのようにも見えるが、13の位置に見える小さな点が、実はカヤッカーであると言えば、全体のスケールを理解してもらえるだろう。 もちろん増水にも程度があって、僕自身はもう少し多いときにできるウェーブとホールが好きなのだが、激流を漕ぎなれた人でなければ、これでも十分強烈だろう。 ちなみに、手前の川原がすべて被っているような大増水で漕いだ人は、まだいない。(死にたくないので)

 水色のラインは、一番安全と思われる航行ルートだ。(右側が上流)

前釜全景(増水)

増水した前釜

9.サーフィンウェーブ。 トップが大きくブレイクしているので、サーフィンからピロエットに持っていける。 11のエディーからアプローチする時、8のホールとの間にできるフェンスを乗り越えられるか微妙なところ(水量による)

10.サーフィンウェーブ。 ピッチが短くトップがブレイクしているので、3m級の艇ではスターンが引っかかりかなりの腕がないとサーフィンは難しいが、短い艇にはご機嫌なウェーブだ。 最新デザインのロデオ艇と腕があれば、フラットスピンやウェーブでのカートホイール等の最新技がバシバシ決められる。

11.ここで遊ぶカヌーの溜まり場。 9,10で沈したとき、すぐにロールしないとこのエディーに戻れない。 12まで行ってしまうと漕ぎ上りはできない。

12.流れが速いのでここでロープを投げてもレスキューは難しい。 写真左端の位置でロープを投げ、その裏のエディーに引き込む。

13.カヤックがいるのだが点にしか見えない。

さらに増えると.9のウェーブが大きくなり、鉄板の上を跳ねるように滑る超ハイスピードサーフィンが楽しめる. バウの切る水飛沫が顔に痛い。 このスピード感は一度体験すると病みつきになる。 が、その後ろには・・・
 10のウェーブは潰れ、代わって強烈なホールが出現する。 バックウォッシュは天に向かって吹き上げ、ここに乗ると頭の上からバケツで水をかけられるような状態になり、慣れないと呼吸するのも難しい。 昔、ボブマクドナーはコルシカ(ハイボリュームのプレイボート)で連続カートホイールを決め、クリスはノーパドルで豪快なリテンドー、ヤンはクールにパドルトリックを決めていた。 並みのスプレーカバーは瞬間に外れるので、超強力型が必須。 このホールはビッグボートで豪快にカートホイールするのが最高だ(腕があれば・・・)

1.このエディーでウォーミングアップしてから2のウェーブにアプローチする。あるいは水色のラインを下って11のエディーに入る。

2.ゆったりした気持ちのいいサーフィンウェーブ。しかし、落されると3または4のホールに突っ込むことになるので要注意。

3.斜めに崩れたホール/ストッパーウェーブが2〜3段連なる。この水量では捕まることはないが、かなり強烈で、初心者は瞬間沈する。

4.2のウェーブで調子に乗って流れの中央まで出ると、このホールに落ちる。 幅6〜8m位の直線状で落差のあるホールのため、エキスパート級の腕とパワーがないと脱出困難。 このホールでサイドサーフィンすると、カヌーロデオの言葉の由来を実感できる。 川から激しく尻を突き上げられ、前後左右に暴れるカヌーは荒馬そのものだ。 この日強行突破を試みた私は、瞬間にバックエンダーさせられた。 くれぐれも、完璧なレスキュー態勢のあるとき意外は近づかないこと。

5.ゆったりしたサーフィンウェーブ

6.小さいがゆったりしたサーフィンウェーブ

7.ホール。 浅いので長い艇でのエンダーは困難だが、マックツイスト気味に斜めに抜くならOK。 サイドサーフィンや360に最適なホールではあるが、それなりの腕がないと脱出困難になる。

8.小さいが、たちの悪いホール。 上から下ってきて9,10のウェーブを避けて11のエディーに入ろうとすると、左により過ぎてはまる人がいる。 ハイボリューム艇で豪快なリテンドーができるが、脱出困難。 悪いことに、脱艇してもなかなかホールから逃げられない。 もう少し水が少ないと、引き込みが強い割にバックウォッシュの沸き上がりが弱くロール困難。

新内房橋から見た前釜

 左:新内房橋から上流側の前釜を見る

ここで沈脱すると、あっという間に釜の口に流される。
自力上陸はほとんど不可能。

 

 下:振り返って下流側、釜の口全景(増水)

この状況で釜の口を泳ぐと、生きていればラッキーと思うべきだ。


釜の口全景(増水)

増水した釜の口

6.左右に強烈な渦がある。

7.強烈なストッパーが3段ある。

8.水神様の大岩。

9.斜め45度の強烈なストッパー。落差もあり、初心者沈確実。

10.竹林の中に水神様が祭られている。

全般.大きな波はないが、深さがあって流れが速く水底の地形が複雑なため、渦のパワーが強烈。 沈脱すると底のほうに引き込まれ、とにかく浮かない。 増水時に泳いだ場合、生きていたらラッキーと思うべき。

1.こちら側に水が流れるときは増水

2.侮れないストッパーがいくつかある。

3.ほとんど潰れかかったホール。しかし、底の渦が強烈で、沈脱して引き込まれると怖い。

4.この岩壁は底のほうでオーバーハングしている。 3と4の間の底のほうにたて渦ができ、引き込まれるとなかなか浮上しないらしい。

5.左の中洲(岩の中洲)が冠水し、ほんの少し頭が出ている。ブローチング(張り付き)し易く非常に危険。



静岡県の川情報  Winy's Whitewater Fanatic